沼津経営塾

お互いに切磋琢磨して、人生をより良いものにしていきたい。コツコツ学ぶ仲間の集いです。月1回沼津三島にて勉強会を開いています。

一週間ありがとうございました。

2月16日  うみのワークス   海野貴

昨年、外部の塗装工事とサッシの取り替え、外壁の張替えという大掛かりな工事をさせていただいたお客様がいました。
夫婦二人で暮らしていて、10年前にも塗り替えをさせてもらったリピートのお客様なのですが、「私たちももういい歳なのでこれが最後になるから」と言って高耐久の高級塗料で塗り替えを依頼してくださりました。
昨年末、そのお客様にお歳暮を渡しに行った時に奥様と話をすると「夫がお風呂が寒いからユニットバスに変えたいというのだけれど、どう思う?うみのさんではお風呂の工事もやってもらえる?」と言っていました。
私は以前にもユニットバスへの交換工事を請けたことがあったので、「うちでもできますよ」と言うと、奥様は「私は、もう老い先も短いし老後のお金の心配もあるから、そんなにお金を掛けてやることはないと言うのだけれど、夫は『もう先が短いからこそ、今快適に暮らさなければ、いつ快適に暮らすんだ』と言って言い張るのよ」と言っていました。
私はその言葉を聞いてハッとしました。
今まで「もう先が短いからそんなにお金を掛けても仕方がない」と言うお客様が多くいましたし、それを聞くと私も「それもそうだな」と納得していました。
しかし、今回旦那さんが言った言葉を聞いて、本当にその通りだなと思いました。
私も漠然と将来の不安のことを考え、もしものためにお金を使わず、不便なことがあっても我慢をすることが多いのですが、そう言っているとこのままずっと不便なままで歳を取ってしまい、死ぬまで変わらないと思いました。
私たちの年齢ではまだ何があるか分かりませんので、ある程度は我慢をして将来に備えることは大事なことだとは思いますが、漠然とした不安に囚われ、今を良くする、変化させるということを避けているという面もあると思いますし、今の自分の人生を大切にしていないということもあると思いました。
変化をさせるには多少のリスクは付きものですが、そのリスクを負うことを避けているのだと思いました。
それに比べて旦那さんは、多少のことはあっても「今を充実させる」「人生を楽しむ」ということを大切にしているのだと思いました。
私は以前から変化を嫌うところがあり、「こうすればもっと良くなるのだろうな」ということがあっても、なかなか手を付けずにやり過ごすことが多くあります。
それは、「こうなりたい」という明確な目的がなく、頭の中の漠然とした不安を見ているのだと思いました。
仕事の面でも、良くなることよりも、目の前のリスクを避けていることがあると思います。
しかし、リスクを負ってでも良くなること、変化をさせることをしていかないことこそ、本当のリスクだと思います。
変化を嫌うのではなく、「こうなりたい」という目的(ビジョン)を明確にし、そのための必要なことをして、今を大切にしていきたいと思いました。

日々の仕事が青チップになる

2月15日  うみのワークス   海野貴

先日、友人の経営する会社の駐車場のラインの塗装をやらせてもらいました。
ラインが消えかかっていて見づらいので塗って欲しいとのことでしたが、友人は賃貸で事務所を借りていて、駐車場も借りているので、本来は大家さんにやってもらってもいいのですが、友人がその費用を持つとのことでした。
大家さんは70代のお婆さんで、その事務所の横の自宅に住んでいます。
友人はとても気さくなヤツなので、大家さんともとても仲良くしているようでした。
今回は、会社がやっている時は車の出入りがあるので3連休を使って塗装をすることにしました。
3連休中は会社に誰もいませんし、大家さんの水道を借りなければならなかったので、事前に友人と大家さんのところへ挨拶にいきました。
3人で少しおしゃべりをして友人は仕事に戻りましたが、大家さんは話し好きのようでその後も二人で少しの間、話をしていました。
大家さんは私の名刺を見ながら、「おたくはどこでやっているの?」「以前は○○のペンキ屋さんにやってもらったのよ」と世間話や仕事のことを話していると、急に何かを思い出したように「もしかしてあなた○○団地のKさんを知ってる?」「以前仕事をしたことない?」と聞かれました。
私は突然でしたので、一瞬「Kさん?誰だろう?」と思いましたが、よ~く記憶を辿ってみると、10年くらい前に仕事をさせてもらった方が確かKさんという名前だったように思い「Kさんて、あのKさんですか?」と聞くと「そう!そのKさんよ」と言いました。
私は「思い出して良かった」と内心ホッとしました。
大家さんはKさんととても親しくしていたようで、私が仕事をさせてもらった後に「うちの仕事をしたペンキ屋さんはとてもいい仕事をするよ」「あなたもペンキを塗るならあそこに頼むといいよ」と言ってくれていたようです。
Kさんは数年前に他界してしまい、Kさんもそんな話をしたことも忘れていたようですが、私と話をしているうちに思い出してくれたようでした。
私の知らないところでKさんがうちのことを良く言ってくれていたことがとても嬉しく思いました。
すると大家さんは、友人が入っている会社の建物を見ながら、「この建物はいつも知人の大工さんに面倒を見てもらっていて、何かあると大工さんが人を手配してくれるのだけれど、そろそろ屋根が心配だから見てくれない?見てみて塗ったほうがいいならお願いするわ」と言ってくれました。
大家さんとは初対面でしたが、初めて会う私にこのような依頼をしていただいて本当にありがたかったです。
これもKさんがうちのことを良く言ってくれていたからだと思いました。
そして一軒一軒を丁寧にしっかり仕事をしていくことが青チップになるのだと改めて思いました。
今、塗替えをさせてもらっている別のお客様も、私はお会いしたことはなかったのですが、亡くなった旦那さんが「次に塗替えをする時には地元にうみの塗装があるからそこでやってもらおう」と言っていたらしく、いろいろな訪問業者が今まで何度も営業に来たようですが、「うちはもう決めてある業者がいるから」と言って断り続けてきたと言っていました。
まだ会ったこともないのに、なぜうちのことをそこまで良く思ってくれていたかはわかりませんが、どなたかがうちのことを良く言ってくれていたのだと思います。
一軒一軒の仕事、一人一人との出会い、関わり、普段の行いなど、いろいろなことしっかりやって信頼を作っていくことが将来の青チップになるのだと思いました。
今はうちの社員さんたちが、「本当に丁寧にやってくれる」「一生懸命やってくれる」とお客様からいい評価をもらっています。
日々の仕事の中で青チップを作ってくれている社員さんたちにを感謝して、彼らの成果につなげられるようにしていきたいと思います。

基本となるもの

2月14日  うみのワークス   海野貴

昨日のブログでリフォームの打ち合わせに同席させてもらったことを書きましたが、塗装の打ち合わせとの違いを感じました。
塗装のお客様は大抵の場合「塗替えをしたいからとりあえず見てください」と言って、まずは私が現場に行って、家の状態を調べるところから始まります。
そして、現状を調査しその物件に合った塗装方法や塗料の選定をして、こちらから提案するといったケースがほとんどで、お客様からの要望は「何年くらい持たせたい」「綺麗にしたい」というものくらいで、とくにこだわりを持って「ああしたい、こうしたい」という要望を持った方はほとんどいません。
ですから、こちらからお客様のニーズをあまり事細かく聞くことはありませんし、打ち合わせの時間も30分から長くても1時間くらいで終わります。
しかしリフォームの場合は、相手のニーズを聞いて、それを基に形にしていく作業なので、打ち合わせをとても慎重に進めているように感じました。
金額も塗装とは比べものにならないくらい大きいですし、新築の場合などは、何もないところから全てを始めるので、相手のニーズをしっかり掴むことと、それを実現させるための提案力などがとても重要なのだと思いました。
お客様によっては着工までの打ち合わせに一年以上も掛かることもあると言っていました。
今回は初めての打ち合わせでしたので、最初は現場に行って現場を見てから打ち合わせを始めるのかと思っていたら、加藤さんから「今回はまず事務所に来てください」と言われ事務所で話をすることになりました。
加藤さんの事務所は、事務所兼自宅兼モデルルームになっていて、まずはお客様に自分の作った家を見てもらうようにしていると言っていました。
友人の話を聞きながら、加藤さんも家作りに対する自分の考え方などを伝え、まずは信頼関係を作ることに重きを置いているように思いました。
友人も話をしていく中で、加藤さんの人柄や仕事に対する考え方が分かり、徐々に打ち解けていって、自分の思っていることや、今の悩みなどを打ち明けていきました。
私は横で聞いていて、CLの相談業務と通じることがあると思いました。
相手から情報収集をやりながら信頼関係を作り、ニーズや悩みを聞きだし、目標の一致を取る。そして相手のニーズを満たすものを提供する。
このような流れを踏んでやっていくことは、どんな仕事でも同じですし、コミュニケーションにも活用することができます。
私は今後どこまでのことをやっていくかはわかりませんが、基本となるのはCL相談業務でやっていることが重要になると思いました。
相手との信頼関係を作り、相手のニーズを正確に掴み、相手に満足してもらえるようなものを提供できるようにしていきたいと思います。

違う視点を持つ

2月13日  うみのワークス   海野貴

先日のブログでも書いたように、今後は新しい仕事をやっていきたいと思っていますが、そこで重要になってくるのが、その仕事に関する知識をつけていくことと、今までとは違った視点で見ることがあると思いました。
今までは塗装の仕事の中でも「外装」に特化してやってきましたので、建物の耐久性や雨漏り補修など、「家を長持ちさせて安心して暮らせる」というものを提供することを考えてやってきました。
今あるものに手を加え、耐久性の向上、維持管理をするというものですから、家の構造や設備などを変えることは基本的にありませんでした。
しかし、リフォーム工事や設備関係の仕事は、部屋の間取りを変えたり、今あるキッチンやお風呂を取り壊し、新しいものに替えるということが主になります。
今までの仕事では、デザインを変えると言っても、色を変えたり、石材調の塗料で意匠性を持たせるといった程度のことしか無かったので、お客様の好みのものを選んでもらえればとくに問題はありませんでした。
しかし、間取りを変えたり、設備を新しくするとなると、それによって使い勝手もかわりますし、省エネや、機器の性能によっての便利さなど、施工後の生活面に与える影響も多く、
リフォームをする客様は、より快適にする目的で依頼する訳ですから、施工後は全てにおいて今までより良くなるようにしなければ満足は得られないので、いろいろな知識や視点で考えていかなくてはならないことがあると思いました。
先日、同級生から「家のリフォームを考えているのだけれど相談にのって欲しい」と言われました。
話を聞くと、「大々的に間取りも変えたいし、子供も成人していて、父も亡くなり今後は母親と二人で暮らしていくことになると思うから、今の家では大きすぎるので減築なども考えている。金額によっては建て替えも考えている」とのことでした。
私は相談をされましたが、話が大きすぎて、私には到底手に負える仕事ではありませんでしたので、信頼できる大工さんに相談してもらったほうがいいと思い、沼津経営塾にも来てもらったことのある加藤建築さんを紹介しました。
私は外装のことに関してなら一通りのことはアドバイスできますが、今まで新築やリフォームの視点で物事を考えることが無かったので、友人のニーズに対して全くアドバイスができませんでした。
今後は、そのような相談があった時に、ある程度の提案やアドバイスができるようになるようにしたいと思いました。
そこで、友人と加藤さんに話をして、打ち合わせから現場調査などに立ち会わせてもらい、打ち合わせではどのようなことを話すのか、現場調査ではどのような視点で見るのかなどを今後のために勉強させてもらうことにしました。
最初の打ち合わせでは、まず顔合わせといった感じで、大まかな話しかしませんでしたが、友人の考えや思いを聞いて、加藤さんがそれに対して「その場合はこのようなことがありますよ」とアドバイスをしていました。
「新築の場合は、建物の費用の他に解体費が掛かったり、外構にも手を加えたくなったり、思った以上に費用が増えることがあります」「リフォームの場合は基礎は古いままでやるしかないが、思い入れのあるものを残せたり、住み慣れた形で新しくできる」など私の持っていない視点の話が多くありとても勉強になりました。
今後は現場調査などにも立ち会わせてもらい、自分に無い知識や視点を増やしていきたいと思います。

1日10分

2月12日  うみのワークス   海野貴

私は以前100kmマラソンのために、ある期間マラソンをやっていました。
100kmマラソンを完走してからは、「もう走っている場合ではない」ということで走ることをしなくなりました。
40歳を過ぎてから体力の衰えを感じてきましたので、また走りたいと思いましたが、その当時原因不明の足痛になり、踵からアキレス腱にかけて痛みがあり、歩く時もまともに踵をつけなくなった時期がありました。
それからも、少しは運動をしなくてはとは思い、時々走ったりもしたのですが、すぐにどこかしら痛くなり継続することをしないでいました。
しかし、このところ自分でも嫌に思うくらい体力の衰えを感じるようになりましたし、このままズルズルと衰えていってしまうのは良くないと思い、またジョギングを始めました。
ジョギングと言っても、無理をするとまた痛みが出てしまうので、歩く速度と同じくらいの速さで、ジョギングとは言えないくらいゆっくり走るようにしました。
また、一人では続きにくいので、社員さんたちをうまく口車にのせ、一緒に走ってもらうようにしました。
いつもは朝の掃除の後に、皆で体操をやっていましたが、体操の代わりに学校のグラウンドを5周、約10分間走るようにしました。
このところの朝の寒さは尋常ではないので、身体も暖まり丁度いいです。
そのようにして一週間くらい経った頃、だんだん足が強くなってきていると感じるようになりました。
無理をせずに、足を痛めないようにゆっくりゆっくり走ることで、関節や腱が徐々に強化されてきて、ふくらはぎにも筋肉がつき、はりが出てきました。
ある時、仕事が終わってから希代君が走りにいくと言うので一緒に走ることにしました。
私は「20分くらい走ればいいかな」というつもりでしたが、走るルートは希代君に任せてついていくと、なかなか引き返す気配がなく、どこまで行くつもりかを尋ねると「日大までいきます」と言いました。
日大まで行っての折り返しになると、往復で6kmくらいになります。
私は「ちょっとハードだな」と思いましたが、途中で別れるのも何ですから一緒に行くことにしました。
結局4、50分走ったのですが、足の痛みもなく、体力的にもまだ余裕が感じられ「また以前のように走れるようになったんだ!」と嬉しくなりました。
そうなると「走りたい」という気持ちが湧いてくるようになり、今は、なかなか時間を作るのが難しいのですが、事務所から家に帰る時などに、「ちょっとでも走ろう」と思い、5分でも10分でも走ってから家に戻るようになりました。
このようになったのも、朝の10分のジョギングで基礎となる力を付けたからだと思いました。
これはランニングだけでなく、いろいろなことにも通じると思いました。
必要なことは気分に関係なくやるべきですが、どうせなら「やりたい」となったほうが続きやすいと思います。
そうなるためには基礎からしっかりやって、少しずつでも成長の実感を味わえるようにするのがコツではないかと思いました。
仕事でも何でも、いきなりハードルを上げるのではなく、徐々に力を付けて成長を楽しめるようにやっていく工夫をしていきたいと思います。
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