沼津経営塾

お互いに切磋琢磨して、人生をより良いものにしていきたい。コツコツ学ぶ仲間の集いです。月1回沼津三島にて勉強会を開いています。

セミナーに参加して

2月7日  うみの塗装   海野貴

先日、私の所属する木造住宅塗装リフォーム協会(木塗協)のセミナーに参加してきました。
今回のセミナーでは、塗装業界紙の泉記者による「塗装リフォーム業界最新情報と心に残る(届く)文章術」と題した講義がありました。
泉さんとは、木塗協で何度もお会いしていて、私がセミナーで体験発表をした時に名刺交換をさせてもらってから、親しくさせてもらい、自社にも2回ほど取材に来てもらったこともありました。

泉さんの経歴は、最初新聞社に入社してから、業界の方々と親しくなり、大手リフォーム会社に引き抜かれて、新規プロジェクトの立ち上げをしたり、塗料メーカーに行った時には当時はまだ注目をされていなかったデコラティブペイントなどの企画などを手伝ったり、塗装業界のいろいろなことを経験して、また現在の記者の仕事をしています。

講義では、現在の塗料メーカーの動向や、建設業界で問題視されている人手不足に対しての全国の業者の取り組みなどを聞かせてもらいました。
大阪のある塗装業者さんは、性別(特に女性)や国籍、学歴、家庭環境など働きたくても働けない人や非正規雇用など就労弱者と言われる人たちを受け入れ、各人の事情に合わせたフレキシブルな働く場を提供し、素人の即戦力化の取り組みを行っているとのことでした。
その即戦力化のポイントは、作業分析と専門特化だそうです。
塗装の工程を作業分析すると、専門職しかできない作業は全体の4~6割で少し経験すればマスターできる作業は意外と多く、養生やパテなどの前工程に専門特化してやらせることで、その作業に関しては半年もやれば、職人歴10年のベテランに見劣りしない腕になり、大型物件では、その前工程だけに特化した請負業態として成り立っているそうです。

また仕事量の変動が激しい希少な仕事を習得させて、付加価値の高い仕事をさせることで、入社2年目の女性が、ある高級ホテルのアンティコスタッコという通常単価の20倍の仕事を仕上げたという事例もあるそうです。
またそのようなものにベテラン職人も刺激を受け、自分たちもそのような技術を習得したいと、会社のモチベーションも上がっているそうです。
この作業分析と専門特化の考え方は自社にも取り入れられると思いました。

また心に残る文章術では、記事を書く時の思考回路の話しを聞かせてもらいました。
泉さんの中の定義では、
文章とは、読んでもらえ、内容が伝わり、読み手のためになること。
良い文章とは、難しいこと、複雑なことが易しい言葉で簡潔に分かるように書かれていることだそうです。
そして実際の記事の書き方として、まず読んでもらうために、特定の人物像をイメージする(対象者を明確にする)。
このメッセージは誰に向けて書くのか?その人に響く言葉やフレーズを選ぶようにするとのことでした。

先ほどの人材の話では、できること、できないことを分け、その人その人に合ったやり方、目標設定、課題を出し、その人の価値を引き出す。
文章の話では、対象者を決め、その対象者のフックを考え、受け入れやすく伝える。
私たちが経営塾で習っていること、CLとも通じることだと思いました。

また、実際に新聞に載ったうみの塗装の記事を例にして、見出しやタイトルのポイントや、使う言葉の選択の仕方などを説明してもらいました。
人に読んでもらえるように、インパクトのあるタイトル、説得力があるように具体的な実績や数字を入れることなど、私たちが経営計画の発表などの原稿を作るときに杉井さんからアドバイスをもらうような内容で、実際の記事を書かれていることを知りました。

また泉さんの講義を通して思ったことは、講義の内容と同じで、聞く人に興味を持たせ、分かりやすく、リズムよく話をしていることです。
記者は、人に伝えるのが仕事ですから、そのようなことが身に付いているのだと感じました。
これは私たちにも必要なことだと思いました。
私たちが学んでいるCLの考え方を理解し、身に付けることで、実際の作業、営業、コミュニケーションと全てのことに良い影響を与えられると思いました。

今回は文章の書き方の講義でしたが、どんな仕事もベースにあるものは同じなのだと改めて思いました。


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コメント

海野さん、ブログをありがとうございます。
塗装屋さんにも色々なセミナーがあるのですね。
人手不足が騒がれていますが、その様な中でも働きたくても働けない人も、やはりいるのだと気付かせて頂きました。
そして「作業分析と専門特化」、見方を変えると可能性が広がっていくのだと感じました。
視野を広げて全体を見渡して可能性を見出していきたいと感じました。

また、「心に残る文章術」もとても参考になりました。
人は自分目線で物事を捉える物かもしれませんが、相手の立場になって物事を捉える事が出来たら、良い人間関係が築けるのではないかと思いました。

  • 2017/02/07(火) 03:20:01 |
  • URL |
  • 室伏 剛 #-
  • [ 編集]

伝えるということは、同じですね。
はやりポイントは相手に合わせることだと思いました。
作業分析と専門特化は、京丸園がやっていることと同じだと思います。
うみの塗装も、ぜひ参考にしたらいいと思います。

  • 2017/02/07(火) 04:06:00 |
  • URL |
  • 杉井 #-
  • [ 編集]

おはおうございます。
海野さん4日目ありがとうございます。
こうした勉強会、参考になります。
わかりやすく伝えること、話すこと、
相手に合わせること、心がけていきます。

  • 2017/02/07(火) 07:08:54 |
  • URL |
  • 輿水誠司 #-
  • [ 編集]

海野さんブログありがとうございます。
色々な方々が適材適所で働く取り組みや稀少で付加価値の高い仕事に
取り組むなど、新しい取り組みを勉強出来るのはいいですね。
これはどの業界でも同じことが言えるのではと思います。
私の業界でも、これまでやっていなかった取り組み、就労弱者と呼ばれる方達に
働きやすい環境を作ったりとなにか出来る事があると思います。
時代の流れにのって新しい取り組みをしていきたいと思います。
ありがとうございました。

  • 2017/02/07(火) 09:17:53 |
  • URL |
  • 轟 象平 #-
  • [ 編集]

おはようございます!
小野@馬耳です。

海野さん!
「セミナーに参加して」ありがとうございます。
心に残る文章術、“なるほど” ですね!
わたしの業界では、新しい言葉や略語、
難しい言葉をワザと?使う… 
そのほうが最新で優秀なんだというような傾向が
あります。
やめてほしいです!(汗)

  • 2017/02/07(火) 10:24:02 |
  • URL |
  • 小野@馬耳 #-
  • [ 編集]

ブログありがとうございます。作業内容で専門集団を組む発想には驚きました。使われていない労働力を活かす可能性があり、業界には朗報と思います。今後はそういった集団をまとめる人材の需要が高まると思いました。

  • 2017/02/07(火) 12:20:41 |
  • URL |
  • 柴崎おさむ #-
  • [ 編集]

海野さんブログありがとうございます。
杉井さんから学んでいることは、王道なんですね。
自己中心的な私には、まだまだ訓練が必要だと思いました。
相手を大事に扱うことを、まずは第一に考えたいと思います。

  • 2017/02/07(火) 12:23:58 |
  • URL |
  • 辻敏充 #-
  • [ 編集]

海野さん、ブログありがとうございます。

相手に良い印象を与えられるように伝え方を勉強していきたいと思いました。
CLの勉強をしているので、自分に使えるようになり、伝え方を学んでいきたいと思います。

  • 2017/02/07(火) 12:29:06 |
  • URL |
  • 古橋幹大 #-
  • [ 編集]

海野さん。どうもありがとうございます。

・対象者をイメージして内容をつくる
・分かり易い言葉で表現する
・相手の興味を惹く

など、人に伝えるときの基本は、
文章、話、発表、どの分野でも同じ
なのですね。

実地トレーニングが必要かと思いますが、
私は基本を身につけます。

内容の濃いブログを、
どうもありがとうございます。

  • 2017/02/07(火) 16:01:24 |
  • URL |
  • 鳥居 #-
  • [ 編集]

ブログありがとうございます。
今まで職人さんの腕前とされていた
技術も、仕様書ができたり手順化されたりと、極端に言うとだれでもやれる化が
している気がします。
これからそうした流れに生きていくので、
付加価値や本当に価値のある事は何なのか考えて身につけていきたいです。

  • 2017/02/07(火) 19:26:13 |
  • URL |
  • 希代和也 #-
  • [ 編集]

こんばんは。細谷です。
海野さんブログありがとうございます。

作業分析と専門特化は言葉は聞きなれないですが、今取り組んでいることと同じ感じがしました。機械ごとの稼働状況と受注図面の仕分けで、荒引を新しく入った人に作業させ、仕上をベテランがやることで、各自の役割分担ができ、効率よく売上が上がっています。

ちょうど、ベトナム人に日本語を教えているところで、わかりやすい言葉と表現方法をあらためて、直しているところですが、日本人にもわかりやすく伝えられるようになりそうな感じです。

CLのエッセンスも活用しながら、経営やコミュニケーションを上手に取っていきたいと思いました。

  • 2017/02/07(火) 20:51:42 |
  • URL |
  • STK細谷 #-
  • [ 編集]

海野さん、こんばんは。
作業分析を改めてしてみると、どんな所が経験や技術が必要なのかがわかり、逆に無駄な所が見えたり、分析によって発見がありそうですね。
京丸園の厚志さんもおっしゃっていました。
泉さんの、伝える特定の人をイメージするという入り方が、なるほどと思いました。
誰に伝えるかがはっきりしていないと、
効果も薄れてしまいますね。
ありがとうございました。

  • 2017/02/07(火) 22:08:07 |
  • URL |
  • 宮本俊博 #-
  • [ 編集]

海野さん、ブログをありがとうございます。
記者の方とのご縁で、学ぶ事も多いですね。
就業年数が短くても、ある程度の技術が身につく
という事でしょうか。人手不足の助けにはなるのかな
と思いました。
講義、話し方、「誰に向けて話すのか」、対象を意識
する事は重要ですね。意識して、話したいと思います。

  • 2017/02/07(火) 22:11:15 |
  • URL |
  • 古橋力 #-
  • [ 編集]

こんばんは。
文章を書くのは難しいです。相手の心に残る以前に、意図を伝えられないことが多いかもしれません。。。
たった1行、たったひと言が相手を傷つけたり誤解を招いてしまうこともあります。
たった1行、たったひと言が相手を勇気づけたり笑顔を引き出すこともあります。
文章には想像以上の力がありますね。
記者というお仕事にとても興味があります。ありがとうございます。

  • 2017/02/08(水) 00:06:12 |
  • URL |
  • 原田典子 #-
  • [ 編集]

海野さんブログありがとうございます。
作業分析と専門特化面白いですね!
人材不足を補う戦略として生まれた
ものなのですね。できないことをどう
ハードがカバーするかは私たちにも
共通するところがあると思いました。
まだまだやれることは沢山あるかと
思います。皆さんの力を十二分に
出せる仕組み考えていきたいです。

  • 2017/02/08(水) 06:37:50 |
  • URL |
  • 藤城直樹 #-
  • [ 編集]

海野さん、ブログありがとうございます。
木造住宅塗装リフォーム協会さんのセミナーで文章術の講義があるのですね。
どんなお仕事でも、伝えることは大切なことなんだと思いました。
相手の目線を意識して伝えていきたいです。

  • 2017/02/08(水) 08:22:13 |
  • URL |
  • 小島 章子 #-
  • [ 編集]

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