沼津経営塾

お互いに切磋琢磨して、人生をより良いものにしていきたい。コツコツ学ぶ仲間の集いです。月1回沼津三島にて勉強会を開いています。

お・も・て・な・し!

平成28年7月21日(木)三島市輿水酒店輿水誠司

ソムリエの田崎真也さんがおっしゃていたお話です。
ソムリエコンクールの課題に出題されてもおかしくない設問だそうですので、皆さんもソムリエになった気持ちで考えてみてください。

【設問1】
若い男女のカップルがレストランにご来店されました。男性のお客様がワインリストを見ながら問いかけました。
「シャブリの赤を、お願いできますか?」と。
実際にはシャブリという名のワインは白ワインのみです。シャブリという名の赤ワインは存在しません。
さて、お客様に何と言いますか?


もし、正直に「お客様、シャブリに赤は無いんですよ。」と伝えたとしたら、男性は彼女の前で赤っ恥をかくことになってしまいます。
正解があるわけではないのですが、田崎さんならこう答えるそうです。
「はい、確かによくご存知でいらっしゃいますね、シャブリ地区の赤のイランシーのことを。ですが、あいにく私どもにはその品物の用意がございません。よろしければ似たタイプで○○△▽…」とお客様の問いを否定せず、他のワインをお勧めするそうです。
ウンチクや知識を言うのがソムリエではありません。
「正しさより優しさを」感じた一例でした。
「相手の自尊心を大切にすること。」 私たちの仕事にもプライベートにも相通ずるコミュニケーションの取り方だと思いました。
しかも、ただ品物が無い…というのではなく、ソムリエとして、肯定しておいて更に正確な情報をも伝えています。
私自身を振り返ると、仕事や家庭で(正論だとしても、相手を打ち負かしていること、相手を傷つけていること)、何度もやっちゃっています(汗)。
「シャブリに赤は無いんです!ハイ、残念でしたー!」(これでは確実に嫌われます…)
私もおもてなし、「正しさより優しさを」心がけていきたいと思います。

と、ここまでの田崎真也さんの話は、ワイン会でも話しており、知っている人もあるかもしれません。
しかし、この話には「つづき」があります。
田崎さんはソムリエの役割について語っています。
「もてなしの主体であるホストをアシストすること。」
※(店によって雰囲気もルールも違いますから、あくまでも田崎さんのお店での考えです。)
先ほどのカップルのお客様であれば、通常男性がホストで、もてなしの対象となるゲストが彼女と考えます。
よって、直接コミュニケーションする相手は、原則、彼氏のみとするべきと考えるそうです。
メニューや飲み物を女性にすすめる場面でも、男性を通じてするのが鉄則と。
直接に女性におすすめをしたとしたら、ホストの彼の立場を侵すことになるからです。
ソムリエと彼女が楽しそうに話したとしたら、彼氏の満足度やテンションは下がります。
また、カップルの場合、田崎さんの理想としては、ホストである彼氏一人に「お疲れさま、ありがとう」と言ってもらえるサービスを貫くことだそうです。
彼女からの「楽しかった、ごちそうさま」はホストである彼氏にのみに贈る言葉であって欲しい。
(自分やお店がいただくべき言葉ではない)と。
コレって、一歩踏み込んだ、中々粋な考え方ではないでしょうか。
(あくまでもお店によって雰囲気もルールも違いますので、どのお店にも当てはまるわけではありませんが)田崎さんのソムリエとしての心意気が伝わってくるお話でした。
それにしても、状況をよく考えて一歩どころか、何十歩も先をいく気遣い、プロだな~と思いました。
よく観察して、相手の自尊心を大切にすること、実践していきたいと思います。
(※くれぐれも、レストラン等で「シャブリの赤、ありますか?」とか、試さないように!)
スポンサーサイト

コメント

輿水さん、ブログありがとうございます。
ついつい正しいことを言う時は、正しさを押しつけてしまいがちです。
「正しさより優しさを」気をつけていきたいと思います

  • 2016/07/21(木) 05:34:48 |
  • URL |
  • 小島 章子 #-
  • [ 編集]

輿水さん、ブログありがとうございます。
彼女からの「楽しかった、ごちそうさま」はホストである彼氏にのみに贈る言葉であって欲しい。自分やお店がいただくべき言葉ではない。という言葉がとても印象に残りました。
つい自分が言ってもらいたくなりますが、ホストをアシストして、ホストの立場を侵さないという考えがとても大事だと思いました。

  • 2016/07/21(木) 05:52:18 |
  • URL |
  • 海野貴 #-
  • [ 編集]

輿水さん、ブログをありがとうございます。
このような気遣いをされると確かに男性も恥をかかずにすみますね。
田崎さんの気遣い、プロであり粋ですね。
『正しさより優しさを』の意味が解った気がします。

只、自分はホストだという意識すら、あまり思っていなかった私としては、そもそも彼女を楽しませようという意識が低いのだと反省しました。
このような所に男としての差が出るのかなぁ~っと・・・

私も相手の自尊心を大切にすること、実践していきたいと思います。
その前に彼女(妻)を楽しませる事から始めます。

  • 2016/07/21(木) 06:18:17 |
  • URL |
  • 室伏 剛 #-
  • [ 編集]

おはようございます。細谷です。
輿水さんブログありがとうございます。

正しさより優しさですか・・・つい正しいことを押し付けがちです。図面の書き方がおかしい、言っている意味が違うと突っ込みがちです。設計や資材課の方のプライドを立てながら、上手に品質や納期を守り、信頼を勝ち取っていきたいと思います。

妻が疲れていたり、イライラしているときは、すぐにわかるので、正論でいくのではなく、一人にさせたり、家事を手伝ったり、時間や距離を取るようにしています。

正しさより相手のプライドを立てていきます!

  • 2016/07/21(木) 08:49:19 |
  • URL |
  • STK細谷 #-
  • [ 編集]

輿水さん、ブログありがとうございます。

相手へのやさしさは、とても嬉しいと思いました。
私も、お客様への対応のレベルアップをしていきたいです。

  • 2016/07/21(木) 10:33:25 |
  • URL |
  • 古橋幹大 #-
  • [ 編集]

とても勉強になる内容だと思います。
これからはそうしたことを頭において接していきたいと思います。

  • 2016/07/21(木) 13:35:48 |
  • URL |
  • 杉井 #-
  • [ 編集]

輿水さん。どうもありがとうございます。

そのような神経の細やかな気配りを、
私は見落としがちです。

相手を立てるコミュニケーションは、子育てセミナーなどで
習って来たのと似ていると思いました。

私は、これから、細やかな気配りをするように
人の立場などをよく観察します。

  • 2016/07/21(木) 14:26:26 |
  • URL |
  • 鳥居 #-
  • [ 編集]

輿水さん、ブログありがとうございます。
相手の自尊心を大切にすること、その言葉が
すごいと思いました。
僕は、いうべきことを遠慮して曖昧にしたり
しています。その場に必要な行動を
しっかりとっていきたいです。

  • 2016/07/21(木) 17:43:29 |
  • URL |
  • 希代和也 #-
  • [ 編集]

輿水さんブログありがとうございます。
私は、つい自分の正しさを、主張してしまいます。
劣等感が強いのだと思いました。
相手を打ち負かすことよりも、相手に譲ることや、
相手の自尊心を損なわない気遣いをしていきたいと思いました。

  • 2016/07/21(木) 20:51:28 |
  • URL |
  • 辻敏充 #-
  • [ 編集]

輿水さんブログありがとうございます。
正しさより優しさはすべてにおいて共通しますね。
つい自分が正論だと思うと、相手に自分の意見を
押し付けている時があると思います。
なにをもってゴールとするのかを明確にしたいと思います。
とても勉強になりました!

  • 2016/07/22(金) 04:46:16 |
  • URL |
  • 藤城直樹 #-
  • [ 編集]

輿水さん、ブログ6日目ありがとうございます。
とても良い事を教えていただきました。
今後の仕事に活かせると思います。誰に喜んで
もらうのかを考えていきますね。
ありがとうございます。

  • 2016/07/22(金) 04:54:00 |
  • URL |
  • 古橋力 #-
  • [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad