沼津経営塾

お互いに切磋琢磨して、人生をより良いものにしていきたい。コツコツ学ぶ仲間の集いです。月1回沼津三島にて勉強会を開いています。

ヴィンテージワイン!

平成27年3月7日(土)三島市輿水酒店 輿水誠司

 1週間ブログ当番担当します。
どうぞ、宜しくお願いします。

 先日、配達先から帰り、車を駐車場に入れていると、店から急いでるていの母が「お客様来てるから…ちょっと」と呼びに来ました。
お店には若い女性とその母親と思われる方が待っていました。
手前のカウンターには赤ワインのボトルが置かれています。
話しを聞いてみますと、以前に輿水酒店でワインを買い、昨日飲もうとしたところ、コルクが途中でもげてしまい、半分残ってしまったということでした。
実は、数日前にそのコルクのことで電話をいただいていたお客様でした。
私「上手く取り除けるかどうかわかりませんが、それ用(取り除く用)の器具がありますので、ワインを持ってきていただければ、私が試みてみます。」
コルクの状態を見て、(コレは難しいな…)、と思いました。
だいぶ崩れていて器具が活かせる状態ではありませんでした。
器具で試みる前に「ちょっと難しいです、ワインの中に落ちてしまうかもしれません。」と正直に伝えました。
「沢山あるコルクの中にはやはりこういうコルクもあるんですよ、私も幾つかボトルの中にコルク落ちてしまいましたが、ワインは普通に美味しく飲めます。グラスの中に入った木クズはお手数ですが取り除いてください。」
なるべく、(コルク落ちても問題ないです! ノープロブレム!)を伝えようとしたのですが、説明が下手で、言い訳に聞こえてしまったかもしれません。
10回ほど試みたのですがうまくいかず、 結局、ワインの中に残ったコルクが落ちてしまいました。
こうした場合の対応ですが、店側に落ち度があった訳でもない場合は、交換も弁償も無いのが通常なのですが、実際、心情的にはどうにかしてあげたい気持ちになりました。
私と同じように母も思ったようで、同じモノと交換しようとしたのですが、そのワインはもう在庫の無いことを母が既に確認していていました。
結局、再度(コルク落ちても問題ないです! ノープロブレム!)という下手な説明をして、ワインを持ち帰ってもらうことになりました。
帰り際に母が申し訳なさそうに「代わりという訳ではないんですが、このチーズ、ワインに好くあいますので、どうぞ食べてください!」と手渡しました。
お客様も納得をして帰ってくれたのですが、チョッと残念そうな表情をしていた気がします。
お客様が店を出た後、ワインの仕入れ先にも連絡をいれておこうと思って、ワイン名を書いたメモに目をやりました。
(1995年ヴィンテージの赤ワインかぁ~)
そこでハッとしました!
私は急いでワインの棚に向かいました。
同じワインが無いのは分かっているので、違うワインですが、1995年ヴィンテージのワインを1本手に取り、すぐさま、先程のお客様を探しに店を走り出ました。
まだ、遠くには行っていないはずです。
駅方面に走っていきましたら、(いましたー 母娘が!)
「せっかくの記念のワインだったのですよね。これも同じ1995年のワインです。代わりに、このワインでお祝いしてください!」
母娘は「えっ、宜しいんでしょうか?」びっくりしていました。
「ありがとうございます、また買いに行きます。」と言ってくれました。
その二人の喜んでくれた表情と恐縮もしてくれた言葉、その両方が戴けたことで、私も(良かった~)とホッとしました。
ふたりをお見かけしたところ、日常的にワインを飲まれているような方には見えませんでした。
その方がいきなりオールドヴィンテージ(1995年)のワインを購入するには、きっと訳があったと思うのです。
私が推測するに、お母さんが娘の成人式のお祝いにと輿水でワインを購入してくれたのです。
しかも、娘の誕生年と同じ1995年のワインです。
昨日の晩餐で成人式のお祝いをその記念のワインでカンパ~イとなるはずが…。
(せっかく気遣って用意したワインだったのに、コルクがボロボロになって…)、という状態で輿水酒店にやってきたのだと思います。
そう思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
今回の対応、もっと前の段階で早く気づき、段取りよくやればよかったという反省点もありますが、結果的にはこれでよかったのでは?!と思っています。
ただ、これが仮にもっと高額なワインだとしても、交換又は弁償するべきかだろうか、と考えてしまいます。(今回は約4000円のワイン) 皆さんならどうなされますでしょうか?
今回の対応が正解かどうか分かりませんが、母娘の喜んでくれた表情、恐縮してくれた言葉が私にとっての救いになっています!
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コメント

輿水さん、一週間よろしくお願いします。
損得を考えずお客様の思いに応えようとするのが、「さすが輿水さん」と思いました。
今回の対応が良いか悪いかはわかりませんが、輿水さんなら次も同じようにするだろうなと思います。
そのような温かさが輿水さんらしいですし、ファンになってもらえると思います。

  • 2015/03/07(土) 06:24:05 |
  • URL |
  • 海野貴 #-
  • [ 編集]

おはようございます。細谷です。
輿水さんブログありがとうございます。

輿水さんと輿水さんのお母さんのファインプレーだと思いました。やさしさあふれる対応だと自分は思います。損得で考えると何もできなくなってしまいますが、今度はコルクの開け方も含めたワインダフルの開催が必要ですね。

その娘さんが結婚して子供が出来たら、その子供の成人式にもきっと記念のワインを買いに来てくれるのかなと勝手に想像してしまいました。

今度、コルクが折れたときに強力なエアーで抜く機械を考えたいと思います。イメージとしては注射器の吸い取る感じの強力な奴ですが、需要はありますか?

  • 2015/03/07(土) 09:11:54 |
  • URL |
  • STK細谷 #-
  • [ 編集]

輿水さん。 ブログ、一週間、よろしくお願いします。

輿水さんが、その方に、良い印象(気遣いしてくれる輿水酒店という)
を与えて、別れることができたのは、とても良かった、と思います。

壊れたコルクを抜くスーパー武器を、細谷さんに開発してもらっては?

そのお客様が、また来店してくれると良いですね。

  • 2015/03/07(土) 12:47:12 |
  • URL |
  • 鳥居 #-
  • [ 編集]

輿水さん、
ブログ1週間よろしくおねがいします。
輿水さんとお母様の人柄溢れる
いい対応だったと私は思います。
きっとまたお店に来てくださると思います。
ハガキ○

  • 2015/03/07(土) 15:54:44 |
  • URL |
  • 齊藤裕樹 #-
  • [ 編集]

輿水さん、ブログ1週間よろしくおねがいします。
輿水さんもお母さんもとても優しい対応だなと
思いました。僕が娘さん、娘さんのお母さんの立場で
このような対応をされたら嬉しいと思いました。
お酒はまた輿水さんの所で買おうとなると思います。

  • 2015/03/08(日) 00:42:18 |
  • URL |
  • 蕪木 宏晃 #-
  • [ 編集]

輿水さん、ブログをありがとうございます。
私も、コルクをつぶしてしまい、うまく抜けない
事がありました。細かいコルクが、ワインに混ざり
飲めなかった経験があります。
お母様の対応は素晴らしいと思います。輿水さんの
対応も、さらに素晴らしいと思いました。この母娘の
方は、輿水さんの大ファンになったと思います。
輿水さんの対応を、仕事に活かしたいと思います。
細谷さんの意見、興味深いです、私は素人ですが、
意外と需要があるのでは、と思います。個人よりも、
販売店さんにです。コルクを粉々にされた方、結構
いるのでは?

  • 2015/03/08(日) 05:07:08 |
  • URL |
  • 古橋力 #-
  • [ 編集]

ブログありがとうございます。
製造年から成人の記念だということに
気がつき、こうした対応をされた娘さん達はとても嬉しかったと思いました。
人の気持ちが明るくなったり、嬉しくなったりすることはとても大切なことだと思いました。

  • 2015/03/08(日) 05:38:51 |
  • URL |
  • 希代和也 #-
  • [ 編集]

素晴らしい対応だったと思います。
輿水さんらしいです!

  • 2015/03/08(日) 21:35:44 |
  • URL |
  • 杉井 #-
  • [ 編集]

ワインの利用シーンが浮かぶのはさすがですね。
このお母さん、娘さんにとって忘れられない乾杯になると
想像しました。

  • 2015/03/08(日) 23:36:49 |
  • URL |
  • 辻敏充 #-
  • [ 編集]

こんばんは!
小野@馬耳です。

輿水さん!
「ヴィンテージワイン」ありがとうござます。
ワインって、思い出作りの演出をしてくれますね。
今回の輿水さんの行動、出来事は、
母娘にとって一生の思い出になったかもしれませんね!
素敵なワイン物語です。

一週間、宜しくお願い致します。

  • 2015/03/09(月) 00:50:18 |
  • URL |
  • 小野@馬耳 #-
  • [ 編集]

ブログありがとうございます。



輿水さんの心意気がみれますね。

輿水さん自信、そのワインが想いでのオールドワインなのかは知らない訳でその後どうしてあげたのかがターニングポイントだった気がします。

私は物を造る事をして心掛けているのは、それ以上の結果を出す事をしています。(お金のかからない扉の調整とかです)
輿水さんのお酒を売るという事では商品自体に何も問題が無かったのでは。
ただそこにお酒にも保険を付けてくれてお客様的には良い結果だったのかなと思います。
今頃帰って娘さんとお母さんは思出話に華を咲かせていると思いますよ。

改めて輿水さんの温かさを感じます。
ホッコリするお話しありがとうございます。
ハガキ○

  • 2015/03/12(木) 17:56:12 |
  • URL |
  • 長倉光志 #-
  • [ 編集]

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