沼津経営塾

お互いに切磋琢磨して、人生をより良いものにしていきたい。コツコツ学ぶ仲間の集いです。月1回沼津三島にて勉強会を開いています。

お客になる!

平成29年5月8日(月)三島市輿水酒店輿水誠司

以前、ワインの仕入れのため、東京の展示会に行ったときのことです。
会場で知り合いの酒屋さんと業者さんにあって、一緒に食事に行くことになりました。
和食のお店に入って、注文をした後、お酒関連の話をしながら、まったりとしていました。
なかなか食事がでてこず、(ちょっと遅いなぁ)と思っていました。
お店は若い男の方二人で切り盛りしていて、一人が厨房に、もう一人が厨房も手伝いながらウエイターをやっています。
それほど広い店ではないのですが、混雑時はもう1~2人雇わないと厳しいのでは…、という感じでした。
すると店員さんがお膳を持って、奥のお客さんのテーブルにいったところ、「これ、注文と違います…」といわれたのです。
店員さんは「すみません。」と謝りながらお膳を下げて、厨房に報告しているようです。
すると先ほどのお客さんが「時間無いから、それでいいです。」と言ってくれたのですが、明らかにムッとしていました。
店員さんが「本当にすみません」といいながら再びお膳を持ってきました。
すると、今度は違うテーブルから「こっちも注文したものが、まだ来てないんだけど!」と声が上がったのです。
店員さんはまた謝りながら急いで厨房に入っていきました。
ひとごとながらハラハラするおもいで、私達はやりとりを見ていました。
すると、店員さんが今度は私達のテーブルにやってきて「すみませんが、ご注文の確認させてください。」といってきました。
注文を確認した後、「私達、特に急いで無いので、他のお客さんを優先してください。」とやんわり明るく言いました。
店員さんの表情がパッと変わり「ありがとうございます、本当にすみません。」といって、また直ぐに厨房に戻って行きました。
私達は顔を見合わせながら「まだ、時間かかりそうだね。」と苦笑いするしかありませんでした。
また、食事を済ませたお客様のテーブルのお膳も置きっ放しだったので、目立たないように洗い場の前に運んだり、テーブルも拭いたりしてあげました。
その後、無事食事も済ませ、お会計で店員さんが「お詫びに値引きさせてください」というので、「気にしないでください」とお断りしたのですが、何度も何度も言うので、結局お値引きのご厚意を受けました。
後でその仲間とも話したのですが、自分たちも商売やっていると、似たようなケースがあるのですよね。
お店の力の足りなさが原因とはいえ、店員さんの困っている気持ちがわかるので、気の毒に思っていました。
立場は変われど、態度や行動、言動など気をつけなければ、と思いました。
いままでも、経営塾の仲間で何度か居酒屋さんに足を運んだことがありますが、その時の小野さんの店員さんに対する声かけには、本当に感心します。
店員さんのネームプレートを見て「○○さん!」と名前を呼んで、更にユーモアを交えて話すので、店員さんはホッとしていることと思います。
立場は変われども、自分も「良いお客さん」になることは、大事なのだと思いました。

スポンサーサイト

FC2Ad