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沼津経営塾

お互いに切磋琢磨して、人生をより良いものにしていきたい。コツコツ学ぶ仲間の集いです。月1回沼津三島にて勉強会を開いています。

STK製作所社長!細谷つよし~創業期~

「STK製作所社長!細谷つよし~創業期~」
2009年11月29日(日)
おはようございます。細谷です。2日目よろしくお願いします。
昨日は色々なキャッチフレーズありがとうございました。参考にさせていただきます。ラジオの方も無事終わり、また色々な課題が出てきたので、早めに対応して行きたいと思います。

さて、来年の3月でSTK製作所の代表になってから丸10年になります。この10年を数回に分けて、簡単に振り返りながら、次の10年の構想を考えていきたいと思います。

1999年、先代の逝去に伴い、清田製作所(現・STK製作所)に入社

2000年、STK製作所、代表取締役に就任、旋盤技術を覚えながら、親族をまとめるべく研修などを利用し、価値観の共有化を進めました。株式会社に増資するにあたり、ワイヤー放電加工機を導入し、新技術の提案もしていきました。

2001年、1年にひとつ研修をいかした会社の改革をしようと、業績アップ研修(半年間)に参加、変動費、固定費の概念を覚え必要ないものを削減、パレート分析や売上目標の進捗管理の仕方を覚え、日計表を作り、月次決算処理を出来るようにして行きました。

2002年、狂牛病により、売上比率99%のメインの会社の売上が五分の一になり大赤字になりましたが、新規得意先を10件増やすことが出来ました。この年はビジネススクール(五ヶ月間)という研修に参加し、中期経営計画を立てながら、数字の勉強を徹底的にしました。売上ダウンに伴い、銀行借入をなんとしてもしなければならなくなり、銀行の支店長などを呼んで経営発表をはじめてやりました。

2003年、昨年立てた計画がうまく軌道にのり、V字回復する事ができました。また、得意先も30件以上開拓し、売上のリスク分散をする事ができました。ですが、また、いつ売上が下がるか分からなかったので、今のうちに経営者としてのスキルを磨こうとTT研修(八ヶ月間)に参加しました。心理学、組織論、プレゼンテーション、ディベート、文献の要約、方針書の作成など、広く浅くですが、最低限必要な経営者としてのスキルを学びました。ここで出てきた課題は親族・下請会社からの脱皮です。

最初の数年間は経営者としても、技術者としても何の実力も持たず、周りに助けられながらでしたが、運良く大赤字のあと黒字転換できたことが大きかったのと、この時の経営発表が今の経営のベースにもなっています。この時の経営ビジョンは「切削加工日本一を目指す」でした。

皆さんは創業期どんなビジョンでどんな経営をしていましたか?
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