小野です。
六日目、宜しくお願い致します。
「なんにでも寿命がある 電話にも」
電話というと、昔の方は黒電話を想像し、まぁ壊れることはないと
思う方も多いのですが、今のビジネス電話機には
電子部品が使われていて、プログラムで動いています。
まったくPCと同じなんです。
私の勝手な感覚ですが、PCよりも長期間、安定して使用できると
思っていますが、黒電話と比べられると…(汗)
そして、メーカーからは製造中止から7年と保守期限が
設定されています。
もちろん、保守期限が過ぎても、普通に使用してもらっている分には
まったく問題はありませんが、年数のいってしまった機器は、
落雷、停電、電話設備のコンセントを抜いてしまったなどの
急激な電源の変動が起きた場合、故障のリスクがかなり高くなります。
これは、普段は元気な年配者が、急に運動して
しまったような状態と同じです。(汗)
そして、保守期限が切れてしまいますと、メーカーでは
修理不能の場合が多く、生産はその7年前に終了していますので、
部品の供給もなかなか難しくなるのです。
電話設備は、リースでご使用されている企業様が多く、
リース終了時に入れ替えるお客様もいらっしゃいますが、
リース終了後も再リースで使用し、だいたい10年程度で
入れ替えられる企業様が多いです。
以前(景気の良い頃?)は、リースが切れる前に入れ替えを
するお客様も多くいらっしゃいました。
また、寿命とは全く関係ありませんが、
電話設備の法定対応年数は6年です。
そんな電話設備の入れ替えのタイミングは、「故障してしまった」
「移設増設など電話工事が必要」「10年経った、保守期限が切れた」
「必要な機能がない」などがあります。
計画的な入れ替えだと、準備もしますから、あまりご迷惑もお掛けすることなく
入れ替えが完了するのですが、故障で使用できなくなった場合、
そこからの準備になりますから、お見積から機器の準備など含め、
早くても3日くらいはかかっちゃうんですよね。
もちろん、うちの会社では、なにか仮に使用できるような準備はしますが。
どちらにしても、ご不便をおかけすることになるわけです。
電話設備は使えて当然、なくて不便というものですから
入れ替えに消極的な企業様が多いです。
しかも、うちの会社の営業マンは、工事に携わる者しかいません。
移増設や故障の多い会社では、担当者様と
よくお会いするのですが、納品した後、なかなか訪問する機会が
ないお客様の場合、どうしても疎遠になってしまうという問題もあります。
シロアリや、いむら建築さんのような1年点検を組み入れていこうか?
と今、検討しています。
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